男性よ優しさとは

50代以上の男性は、学校を卒業して、真面目に働くことが1番だと思ってきたことでしょう。
林田学もその一人だと思います。
会社のために働き、結婚して子供が生まれ、少し無理をしてでも、家族のために頑張るのが男としての責任であり優しさだと、自分に言い聞かせてきたような気がします。
ところが、中国出張で、現地の若者たちの行動に、戸惑ってしまうのです。
上海でよく見かける光景で、カップルで歩いている男性は、ほとんどが女性のバッグを持っています。
女性用のバッグが流行っているわけではありません。
相手のバッグを持ってあげているのですが、それは重い荷物というわけではなく、隣にいる女性は手ぶらで歩いているのです。
それが優しさなのだと言われれば、国が違えばそんなものかと思うでしょう。
ただ最近は、日本でも同じような光景を目にするようになりました。
日本でのこの光景は、林田学には、少々情けなく思えてなりません。
頭では、それで幸せならいいのだとは思うものの、心情的には「これが優しさか」と言いたくなるようです。
なにが優しさで、なにが幸せかは、人それぞれで、いつか彼らが50代になったら、その頃の20代はどのような感じで、どう感じるのでしょう。
もしかしたら、彼らも自分と同じような感じを抱くのかもしれません。
男性の優しさの定義などないですからね。